このように考えると、子どもも大人もすでに多くの「メディア」を使って生活しています。デジタルメディアもこれらのひとつ に過ぎません。情報を受け取ることができ、コミュニケーション を生むものは「メディア」といえるのではないでしょうか。 「メディア」から得る情報というのは主観的なものです。何を「メディア」として考えるかは、人それぞれ異なるものだと思います。

「メディア・リテラシー」のこと

「メディア・リテラシー」とは、一般的には、「メディアを読み・解く能力」と訳されているようです。前述したように、情報とは受けとる側の解釈によって異なると同時に、作り手によっても操作できるものです。マスコミによって意図的につくられた情報に左右されず、自分自身の判断力で、情報を読みとりましょう、ということです。 この「メディア・リテラシー」をよくよく考えてみると、人への接し方、心がけ、さらには人間としてのモラルにつながると思います。 例えば、子どもが電子メールや電子掲示板に、匿名で友達を中傷したとしたら、親はどう対処していくのか。このような場合、インターネットとかコンピュータ自体が批判の対象になることがありますが、やはり問題は、子どもの行為そのものにあると思います。子どもに対して、人への接し方やモラルについて、親が伝えていくことが必要だと思います。

「メディア・リテラシー」を考えるということは、どのように子どもを育てるか、どのような人間に育ってほしいかなどを、再度自分自身に問いかけることにつながるのではないでしょうか。 《おわり》


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2002.1.19-3.16 あべの市民セミナー「お母さんとお父さんのためのe−メディア」
共催:大阪市立阿倍野市民学習センター
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